ニコニコ動画が著作権侵害動画の排除に乗り出す。 [ニュース系]
このニュースですが、昨日の日記のコメントつけておいたひろゆき氏インタビューの中で出ていた事です。
マジでニコニコを創作の舞台に持っていくつもりまんまんなんですけど、問題はMAD映像ですかねぇ。基本的にMAD映像は著作権的にグレーなのですが、ニコニコにアップされているのは結構編集に力が入ってたり切り口が斬新な物が揃っているので。
「週刊ニコニコランキング」がちょっとさみしくなるかも知れませんが、いつまでも違法アップロードがはびこるのも何なので、そういう映像や作品はどんどんYouTubeにアップして頂くという方向でひとつ。(笑)
ニコニコ動画、著作権侵害動画はすべて削除する旨をテレビ局6社に申し入れ
http://www.rbbtoday.com/news/20080311/49416.html
マジでニコニコを創作の舞台に持っていくつもりまんまんなんですけど、問題はMAD映像ですかねぇ。基本的にMAD映像は著作権的にグレーなのですが、ニコニコにアップされているのは結構編集に力が入ってたり切り口が斬新な物が揃っているので。
「週刊ニコニコランキング」がちょっとさみしくなるかも知れませんが、いつまでも違法アップロードがはびこるのも何なので、そういう映像や作品はどんどんYouTubeにアップして頂くという方向でひとつ。(笑)
ニコニコ動画、著作権侵害動画はすべて削除する旨をテレビ局6社に申し入れ
http://www.rbbtoday.com/news/20080311/49416.html
新刊キター!! [仕事系]
遅ればせながら、3月27日にやっと処女作が出ます。
「ダンジョンゲームプログラミング」ソフトバンククリエイティブ社刊。
森山弘樹・鷲見健二著、全408ページ。
ISBN-10 4797346280
ISBN-13 978-4797346282
予価 ¥2,980
ということで、宜しくお願いします~。
ゲームやプログラム開発関係者の方は、できればなるべくなんとかして買ってやって下さい。(大汗)
開発関係方面じゃない人も、もし心ある方は一冊記念に買ってやって下さい。
かっこいいサインとかはできないけど、お知り合いの方ならばなんらかの形で著者署名を残します。(超汗)
「ダンジョンゲームプログラミング」ソフトバンククリエイティブ社刊。
森山弘樹・鷲見健二著、全408ページ。
ISBN-10 4797346280
ISBN-13 978-4797346282
予価 ¥2,980
ということで、宜しくお願いします~。
ゲームやプログラム開発関係者の方は、できればなるべくなんとかして買ってやって下さい。(大汗)
開発関係方面じゃない人も、もし心ある方は一冊記念に買ってやって下さい。
かっこいいサインとかはできないけど、お知り合いの方ならばなんらかの形で著者署名を残します。(超汗)
現代即売会イベント(祭)考(1) [コミケ系イベント考]
昨日に引き続き即売会イベント関係の雑想などを。
即売会イベントと言えば「コミックマーケット」の存在を外すわけにはいきません。
何せ日本で行われるほぼ全ての即売会は、コミックマーケットの運営ノウハウをお手本にして運営されているからです。
というよりも、即売会を自主的に運営したいと思う人は、まずコミックマーケットのボランティアスタッフに参加して即売会運営を直接肌で感じなければなりません。
と同時に、コミケの偉い人たちと知り合い、人的にも様々な支援を受けられるようなネットワーク作りに腐心しなければ、最終的にどんな事態が起こっても機動的に対処できる自主即売会イベントの運営スタッフを育成できません。
しかしコミケの存在のおかげで、
日本ではこの20数年の間に数百人から最大数十万人規模の一般参加者(※1)をさばける即売会イベントが日本国中のあっちこっちで開催できるようになりました。
即売会イベントと言うとコミケを指す人は我々の世代(40代ね(汗))では多いのですが、実際には大阪にもかなりの数の自主運営系即売会イベントが開催されています。
この即売会の乱立は、それぞれがコミケのような大型即売会を目指してお互いをつぶしあう方向で動いている訳ではなく、あくまでコミケやそれに準ずる大型即売会では埋もれてしまうけどそこそこ人間が集まるジャンルに集まる人々が運営ノウハウを得て独立し、それぞれ同好の志を募って定期的に集まってワイワイ楽しもうという趣旨で運営されているのです。
いずれにしても、このような本来の意味での「同人」の集いとなっている小さな即売会が日本全国で行われることで、最終的に日本の同人誌文化を強力に支えているのです。
コミケは「単独で最強」というイベントではない所がコミケを維持し発展する原動力になっているとの認識を持つ必要があります。
そして、
この20年間のコミケ文化の中で、若者達は次第に
「新しい祭のやりかた」
を体得するようになってきました。
コミケは日本の祭のように特定の御本尊を拝し奉るイベントではありませんが、
かつては「米沢嘉博代表」という、今では残念なことに天上の神様になってしまったけれども存命中は文字通りコミケの「顔」として機能しておられた偉大な方がいらっしゃいました。
そしてコミケは米沢代表の懐の深さによって、数多の同人誌を受け入れてそれを発表し頒布する場として長年機能してきました。
この場の運営において即売会の代表たる地位の人は、
「もし会の運営において何かあったら、会を代表して腹を切る。」
ことを肝に銘じて即売会の運営にあたってこられました。
”腹を切る”という言い方は少々物騒ですが、これは責任者として責任を取る=場合によっては警察にしょっ引かれるという意味です。
こうした体制で即売会を運営していることを代表自らが即売会参加者に対して周知させることにより、一種の信頼感を醸成し祭としての一体感を高めることに寄与されていたと思います。
このような依代(よりしろ)による祭の運営形態は日本では古来からある物なのですが、今の世にも通用するだけでなく今の時代にフィットする形で現時点でリアルタイムに進行する祭が存在すことに驚きを感じざるを得ません。
しかも、これがインターネットの世界でも通用していることを証明する人間が、これもまたリアルタイムで存在しています。
具体的に言うと巨大掲示板「2ちゃんねる」と「ニコニコ動画」を運営するひろゆき氏がそれに相当します。彼がコミケに直接的に関係したかどうかについては私の知るところではありませんが、コミケにおける米沢代表の立ち位置に立ち、かつそれを彼自身が理解していると思えます。
反対に、依代を立てずに黒幕化しようとして祭をリアルタイムに失敗させようとしているインターネットのコンテンツ運営会社もあります。
そうです。今あなたが読んでいるSNSがまさにそうなのです。
依代が黒幕と化したとき、祭は失敗するのです。
なぜ失敗することになるのか?
その理由は、今の日本の若い世代が「正しい祭とは何か?」を肌で感じて知っているからに他なりません。
お上が領民に対して投げ与えるものが祭ではないのです。
祭はお上が作り出せるものではなく、祭り上げる人間と同じ目線に立つ者が代表=依代になることで、初めて盛り上がりを見せるのです。
日本では、インターネット技術と言えどもこうした正しい祭によって導かれる時代が来ていると愚考する次第です。(笑)
※1:
コミケをはじめとする即売会では、同人誌を頒布する方も同人誌を購入する方も同じ「参加者」として扱います。両方を参加者とすることで、買う側の人間にも即売会の運営に協力する意識を持ってもらうことができ、最終的にスムーズな会の運営が可能になります。
コミケが60万人の人間を受け入れながらスムーズに運営できているのは、「全員が参加者」という意識の徹底があるからこそなのです。
即売会イベントと言えば「コミックマーケット」の存在を外すわけにはいきません。
何せ日本で行われるほぼ全ての即売会は、コミックマーケットの運営ノウハウをお手本にして運営されているからです。
というよりも、即売会を自主的に運営したいと思う人は、まずコミックマーケットのボランティアスタッフに参加して即売会運営を直接肌で感じなければなりません。
と同時に、コミケの偉い人たちと知り合い、人的にも様々な支援を受けられるようなネットワーク作りに腐心しなければ、最終的にどんな事態が起こっても機動的に対処できる自主即売会イベントの運営スタッフを育成できません。
しかしコミケの存在のおかげで、
日本ではこの20数年の間に数百人から最大数十万人規模の一般参加者(※1)をさばける即売会イベントが日本国中のあっちこっちで開催できるようになりました。
即売会イベントと言うとコミケを指す人は我々の世代(40代ね(汗))では多いのですが、実際には大阪にもかなりの数の自主運営系即売会イベントが開催されています。
この即売会の乱立は、それぞれがコミケのような大型即売会を目指してお互いをつぶしあう方向で動いている訳ではなく、あくまでコミケやそれに準ずる大型即売会では埋もれてしまうけどそこそこ人間が集まるジャンルに集まる人々が運営ノウハウを得て独立し、それぞれ同好の志を募って定期的に集まってワイワイ楽しもうという趣旨で運営されているのです。
いずれにしても、このような本来の意味での「同人」の集いとなっている小さな即売会が日本全国で行われることで、最終的に日本の同人誌文化を強力に支えているのです。
コミケは「単独で最強」というイベントではない所がコミケを維持し発展する原動力になっているとの認識を持つ必要があります。
そして、
この20年間のコミケ文化の中で、若者達は次第に
「新しい祭のやりかた」
を体得するようになってきました。
コミケは日本の祭のように特定の御本尊を拝し奉るイベントではありませんが、
かつては「米沢嘉博代表」という、今では残念なことに天上の神様になってしまったけれども存命中は文字通りコミケの「顔」として機能しておられた偉大な方がいらっしゃいました。
そしてコミケは米沢代表の懐の深さによって、数多の同人誌を受け入れてそれを発表し頒布する場として長年機能してきました。
この場の運営において即売会の代表たる地位の人は、
「もし会の運営において何かあったら、会を代表して腹を切る。」
ことを肝に銘じて即売会の運営にあたってこられました。
”腹を切る”という言い方は少々物騒ですが、これは責任者として責任を取る=場合によっては警察にしょっ引かれるという意味です。
こうした体制で即売会を運営していることを代表自らが即売会参加者に対して周知させることにより、一種の信頼感を醸成し祭としての一体感を高めることに寄与されていたと思います。
このような依代(よりしろ)による祭の運営形態は日本では古来からある物なのですが、今の世にも通用するだけでなく今の時代にフィットする形で現時点でリアルタイムに進行する祭が存在すことに驚きを感じざるを得ません。
しかも、これがインターネットの世界でも通用していることを証明する人間が、これもまたリアルタイムで存在しています。
具体的に言うと巨大掲示板「2ちゃんねる」と「ニコニコ動画」を運営するひろゆき氏がそれに相当します。彼がコミケに直接的に関係したかどうかについては私の知るところではありませんが、コミケにおける米沢代表の立ち位置に立ち、かつそれを彼自身が理解していると思えます。
反対に、依代を立てずに黒幕化しようとして祭をリアルタイムに失敗させようとしているインターネットのコンテンツ運営会社もあります。
そうです。今あなたが読んでいるSNSがまさにそうなのです。
依代が黒幕と化したとき、祭は失敗するのです。
なぜ失敗することになるのか?
その理由は、今の日本の若い世代が「正しい祭とは何か?」を肌で感じて知っているからに他なりません。
お上が領民に対して投げ与えるものが祭ではないのです。
祭はお上が作り出せるものではなく、祭り上げる人間と同じ目線に立つ者が代表=依代になることで、初めて盛り上がりを見せるのです。
日本では、インターネット技術と言えどもこうした正しい祭によって導かれる時代が来ていると愚考する次第です。(笑)
※1:
コミケをはじめとする即売会では、同人誌を頒布する方も同人誌を購入する方も同じ「参加者」として扱います。両方を参加者とすることで、買う側の人間にも即売会の運営に協力する意識を持ってもらうことができ、最終的にスムーズな会の運営が可能になります。
コミケが60万人の人間を受け入れながらスムーズに運営できているのは、「全員が参加者」という意識の徹底があるからこそなのです。
マルチメディア系即売会考 [コミケ系イベント考]
M3という同人誌即売イベントは、お世話になっている友人の方々が今から10年前に並々ならぬ情熱を傾けてスタートし、そして今も続けて開催されています。
スタート時点ではコミケでのいわゆる「音系」と言われる音楽CDの頒布を目的に活動していた有力3サークルが協力し合って出来たものだけに、他の音楽系サークルから信頼されて発展を遂げています。今ではインディーズにとどまらず音を扱うほぼすべてのジャンルの創作団体が集い、その成果をCDなどの音楽メディアにパッケージして頒布する一大イベントにまで成長してきました。
しかし、その成長の過程で何度かM3のスタッフの人に打診され、果たせなかった課題がありました。
「CGアニメコンテストにエントリーしている映像作家さんに呼びかけて、即売会に参加してもらうということはできないだろうか。」
これについては当初、知り合いの映像作家さんに呼びかけてサークル参加してもらうだけでなんとかなるだろうと思って軽い気持ちで引き受けたのでしたが、実際CGアニメコンテストの上映会場での懇親会に参加してぽつぽつとそういった話を持ちかけてみても、なかなか実際に参加するところまでこぎつけるパターンは少なかったのです。
なぜ映像作家さんにM3が周知されないかと言うと、その理由はさまざまあると思うのですが、昨晩そのことをM3スタッフと討論した後1日たってから考え直すに以下の原因があるのではないかと思えてきました。
(1) M3というイベントが映像作家さんに周知できていない
(2) そもそも映像作家さんはコミケの存在すら知らない人の方が多い
(3) コミケすら知らない、または参加したことがない人が自主的に
オンリーイベント的な小規模即売会※に顔を出せるかと言うと、
かなり不安があると思われる
(※現在のM3は、もはや小規模とは呼べないくらいの参加サークル数と
一般参加者数になっています。)
とりわけ映像作家さんにとって「上映会と即売会、いったいどっちが大勢の人間に自分の作品を周知してもらえるか?」ということが大切なのではないかと思います。
コミケは現時点で世界最大の同人誌即売イベントであるため、コミケにサークル参加することで自分の映像作品を見てもらう機会や作品パッケージを購入してもらえる可能性が非常に高いために、まずそちらに参加する映像作家さんが多数出てくると思えるのですが、現実的には自らサークル参加している方はごく少数にとどまっているのが現状です。
というのも、映像作家さんの中にはコミケをはじめとする即売会イベントへの参加方法を知らない・または経験がないといった人が実はほとんどだったりするのじゃないかと言うのが現状ではないかと思えるのです。
まずはここをなんとかしなければ、映像作家さんにも積極的に参加してもらえるような即売会イベントには出来ないのではないかと思います。
そもそもM3の発端がコミケの中のサークルさん達という所からきているのを考えると、映像系サークルさん達が集まって新しい即売会イベントを…、という流れが発生することこそが正道だと思うのです。
が、実際のところは映像制作系のみならず、3DCGコンテンツ系の人たちですらそうしたジャンル限定即売会の創設に向けた動きは出せませんでした。結局そのジャンルの中で誰かが手を上げない限り、そうしたイベントの創設とサークル参加の誘致は成功しないのではないかと思えます。
ところがところが!
ここにきて「ニコニコ動画」という新しいムーブメントが、膨大な映像作品の発表と批評場所として機能し始め、今まで全く考えられなかったスピードで新たな映像作家を増殖させつつあります。
今回の大阪M3においても、「ニコニコ動画で作品を発表していた◎◎Pさん!」という声があちらこちらで聞けました。私の友人同士においてすら、ニコ動映像作家と有力サークル元代表が私の事務所で知らずに邂逅していたことがわかってびっくりしたという話もありました。
それ以外にも、ニコニコ動画のおかげで3DCGコンテンツが再びリスペクトされてポリゴンデータの利用が見直されはじめたとか、突然ニコニコ動画に新しい3DCGアニメーションツールとその使用マニュアルがアップされて注目を集めたりとか、さらにそのツールを利用して神動画を発表した人が出たりとか、といった現象が立て続けに発生しています。
驚くべきことにニコニコ動画が立ち上がって1年少々という短い間に、我々がパソ通からインターネット利用の現代に至るまでに経験した「パソコン通信文化の発展」を短期間で爆発的に進行させているという事実があり、それが今も続いていることを肝に銘じなければなりません。
来るべき時代のマルチメディア系即売会はニコニコ動画の映像作家にフォーカスを当て、彼らが必要とする技術やコンテンツをやり取りする場を設け、そして作者とコメント職人たちが面と面を向き合わせる場所を作るために苦心していかなければならないと思います。
と言うか、既にニコニコ動画を軸とした即売会やオフラインイベントは次々と実施されてきており、「初音ミク」に代表されるボーカロイド関連作品のオンリーイベントが東京方面で2回目の即売会を開催するという情報もはいってきております。
ということで、そういった動向をつぶさに見つめながらも、マルチメディア系同人即売会の方向を探っていかなければなりません。
なんせニコニコ動画ときたら、1年365日24時間常に映像コンテスト大入満員で多数のコメントが飛び交っている「毎日がコミケ」状態なのですから。(汗)
スタート時点ではコミケでのいわゆる「音系」と言われる音楽CDの頒布を目的に活動していた有力3サークルが協力し合って出来たものだけに、他の音楽系サークルから信頼されて発展を遂げています。今ではインディーズにとどまらず音を扱うほぼすべてのジャンルの創作団体が集い、その成果をCDなどの音楽メディアにパッケージして頒布する一大イベントにまで成長してきました。
しかし、その成長の過程で何度かM3のスタッフの人に打診され、果たせなかった課題がありました。
「CGアニメコンテストにエントリーしている映像作家さんに呼びかけて、即売会に参加してもらうということはできないだろうか。」
これについては当初、知り合いの映像作家さんに呼びかけてサークル参加してもらうだけでなんとかなるだろうと思って軽い気持ちで引き受けたのでしたが、実際CGアニメコンテストの上映会場での懇親会に参加してぽつぽつとそういった話を持ちかけてみても、なかなか実際に参加するところまでこぎつけるパターンは少なかったのです。
なぜ映像作家さんにM3が周知されないかと言うと、その理由はさまざまあると思うのですが、昨晩そのことをM3スタッフと討論した後1日たってから考え直すに以下の原因があるのではないかと思えてきました。
(1) M3というイベントが映像作家さんに周知できていない
(2) そもそも映像作家さんはコミケの存在すら知らない人の方が多い
(3) コミケすら知らない、または参加したことがない人が自主的に
オンリーイベント的な小規模即売会※に顔を出せるかと言うと、
かなり不安があると思われる
(※現在のM3は、もはや小規模とは呼べないくらいの参加サークル数と
一般参加者数になっています。)
とりわけ映像作家さんにとって「上映会と即売会、いったいどっちが大勢の人間に自分の作品を周知してもらえるか?」ということが大切なのではないかと思います。
コミケは現時点で世界最大の同人誌即売イベントであるため、コミケにサークル参加することで自分の映像作品を見てもらう機会や作品パッケージを購入してもらえる可能性が非常に高いために、まずそちらに参加する映像作家さんが多数出てくると思えるのですが、現実的には自らサークル参加している方はごく少数にとどまっているのが現状です。
というのも、映像作家さんの中にはコミケをはじめとする即売会イベントへの参加方法を知らない・または経験がないといった人が実はほとんどだったりするのじゃないかと言うのが現状ではないかと思えるのです。
まずはここをなんとかしなければ、映像作家さんにも積極的に参加してもらえるような即売会イベントには出来ないのではないかと思います。
そもそもM3の発端がコミケの中のサークルさん達という所からきているのを考えると、映像系サークルさん達が集まって新しい即売会イベントを…、という流れが発生することこそが正道だと思うのです。
が、実際のところは映像制作系のみならず、3DCGコンテンツ系の人たちですらそうしたジャンル限定即売会の創設に向けた動きは出せませんでした。結局そのジャンルの中で誰かが手を上げない限り、そうしたイベントの創設とサークル参加の誘致は成功しないのではないかと思えます。
ところがところが!
ここにきて「ニコニコ動画」という新しいムーブメントが、膨大な映像作品の発表と批評場所として機能し始め、今まで全く考えられなかったスピードで新たな映像作家を増殖させつつあります。
今回の大阪M3においても、「ニコニコ動画で作品を発表していた◎◎Pさん!」という声があちらこちらで聞けました。私の友人同士においてすら、ニコ動映像作家と有力サークル元代表が私の事務所で知らずに邂逅していたことがわかってびっくりしたという話もありました。
それ以外にも、ニコニコ動画のおかげで3DCGコンテンツが再びリスペクトされてポリゴンデータの利用が見直されはじめたとか、突然ニコニコ動画に新しい3DCGアニメーションツールとその使用マニュアルがアップされて注目を集めたりとか、さらにそのツールを利用して神動画を発表した人が出たりとか、といった現象が立て続けに発生しています。
驚くべきことにニコニコ動画が立ち上がって1年少々という短い間に、我々がパソ通からインターネット利用の現代に至るまでに経験した「パソコン通信文化の発展」を短期間で爆発的に進行させているという事実があり、それが今も続いていることを肝に銘じなければなりません。
来るべき時代のマルチメディア系即売会はニコニコ動画の映像作家にフォーカスを当て、彼らが必要とする技術やコンテンツをやり取りする場を設け、そして作者とコメント職人たちが面と面を向き合わせる場所を作るために苦心していかなければならないと思います。
と言うか、既にニコニコ動画を軸とした即売会やオフラインイベントは次々と実施されてきており、「初音ミク」に代表されるボーカロイド関連作品のオンリーイベントが東京方面で2回目の即売会を開催するという情報もはいってきております。
ということで、そういった動向をつぶさに見つめながらも、マルチメディア系同人即売会の方向を探っていかなければなりません。
なんせニコニコ動画ときたら、1年365日24時間常に映像コンテスト大入満員で多数のコメントが飛び交っている「毎日がコミケ」状態なのですから。(汗)
今日は大阪M3 [コミケ系イベント考]
今日は遂にM3大阪開催の日!
私も盟友の金津鬼さんのサークルを手伝うために、
いや、不気味社社員・SSS総司令として、
久々にサークル参加&お手伝いをやってまいりました。
しかし実りの多いイベントでした。
20数年ぶりに邂逅する人々がいらっしゃいまして、
しかもその長い年数ブランクを全く感じさせないくらいに技術話で盛り上がりました。
みなさん全く若いです。(大汗)
サークルも東京の本家M3どころかコミケばりの盛況を博し、
売上も非常によかったです。
ところが、M3大阪の後に続くマルチメディアイベントでの協力を要請されちゃいました。
(汗)
進んでドツボにはまる私はやっぱり若いのか?
私も盟友の金津鬼さんのサークルを手伝うために、
いや、不気味社社員・SSS総司令として、
久々にサークル参加&お手伝いをやってまいりました。
しかし実りの多いイベントでした。
20数年ぶりに邂逅する人々がいらっしゃいまして、
しかもその長い年数ブランクを全く感じさせないくらいに技術話で盛り上がりました。
みなさん全く若いです。(大汗)
サークルも東京の本家M3どころかコミケばりの盛況を博し、
売上も非常によかったです。
ところが、M3大阪の後に続くマルチメディアイベントでの協力を要請されちゃいました。
(汗)
進んでドツボにはまる私はやっぱり若いのか?
ニコ動のあさって&本日のモハ52003(屋上彩色)パンタグラフ出力(崩壊) [立体出力]
画像は、まずモハ52003。
先日の屋上配線失敗の時に気づいたので、
屋上をグレーに塗装し直しました。
これでやや屋上も引き締まった感じかな?
本当は張り上げ屋根の場合、屋上はグレーでなくて青になっている気がするけど・・・。
それと、2枚目は何かが間違って……。
パンタグラフ出力大崩壊の巻。
orz
それはそうと、
またひろゆき氏が楽しいことを考えているようですね。
「ニコニコ動画」の標榜するあさっての方向とは、
ニコ動を積極利用するクリエイターを増殖させようっちゅう計画な訳ですね。
しかし、これは「動画」というメディアをインターネットの中で一般化するにあたって重要な戦略だと思います。
動画配信を抑えた暁には、さらに次の「あさって」を探し始めているのでしょうか。
技術屋として気になるところです。(^^)
ひろゆき氏、新ニコ動は「あさっての方向に進化」
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0803/05/news132.html
【利用規約問題】著作権は放棄しない! [mixi関連]
※注:
この日記はもともとmixiにあげていたものをこちらに転記したものです。
「日記の著作権」云々の文言は、mixiが2008年4月1日より改正を提案している利用規約で問題となっている事から取り上げています。
結局この件が私の日記をmixiから引っ越させる決心をさせた原因になっています。
・・・・・・・・・・(以下原文のまま)・・・・・・・・・・
当面のところ、
日記の著作権を放棄しないため、
これからできる限り日記については
(C)Copyright by Hiroki Moriyama,200X
を付けていくことにします。
勿論過去の日記に関してもこれを貼付します。
当面の自衛策ということで。
著作権は自動的に発生する権利であって、
著作者本人による明確な放棄の意思表示が示されない限り
外部の人間がどんな文言を付加しても著作権を放棄させることはできないのです。
…というか、SNSって日記書いてもらうのが商売のコアじゃなかったの?
今回の件は絶対に屋台骨揺らしているね。
mixiはセカンドライフよりもドジ踏んでるよ。
この日記はもともとmixiにあげていたものをこちらに転記したものです。
「日記の著作権」云々の文言は、mixiが2008年4月1日より改正を提案している利用規約で問題となっている事から取り上げています。
結局この件が私の日記をmixiから引っ越させる決心をさせた原因になっています。
・・・・・・・・・・(以下原文のまま)・・・・・・・・・・
当面のところ、
日記の著作権を放棄しないため、
これからできる限り日記については
(C)Copyright by Hiroki Moriyama,200X
を付けていくことにします。
勿論過去の日記に関してもこれを貼付します。
当面の自衛策ということで。
著作権は自動的に発生する権利であって、
著作者本人による明確な放棄の意思表示が示されない限り
外部の人間がどんな文言を付加しても著作権を放棄させることはできないのです。
…というか、SNSって日記書いてもらうのが商売のコアじゃなかったの?
今回の件は絶対に屋台骨揺らしているね。
mixiはセカンドライフよりもドジ踏んでるよ。